大容量絵具特集|大作絵画制作や文化祭にオススメの絵具をご紹介

大作絵画を描く時や、文化祭の模擬店などの大きな造形物を作る時に、絵具が大量に必要なシーンがあります。ですが、F100号のキャンバスや、模擬店の壁材など大きな面を塗る時には、通常のチューブの絵具だと何本も必要になり、制作コストが高くなってしまいます。そんな時に活躍するのが、コストパフォーマンスを重視して作られた大容量絵具シリーズです。多くの絵具メーカーは、従来の絵具シリーズのほかに、リーズナブルな価格で割安の大容量の絵具シリーズを発売しています(※)。今回は、大作制作や、文化祭の模擬店などで大活躍する大容量絵具をご紹介します。

※従来品と同じ内容の絵具で大容量のものもあります。

大容量油絵具

ホルベインの大容量油絵具

ホルベインの大容量油絵具シリーズ。ホルベインは通常の油絵具の大容量20号(110ml)シリーズと、リーズナブルな価格設定の「POP」シリーズ(160ml)を展開しています。ホワイト色と下地用のクイックベースは、大容量の缶タイプがございます。

クサカベの大容量油絵具

クサカベの大容量油絵具シリーズ。クサカベは、油絵具20号(110ml)サイズを豊富な色数で展開しています。ホワイトはさらに大きな30号(170ml)と、500mlボトルがございます。

ウィンザー&ニュートンの大容量油絵具

ウィンザー&ニュートンには「ウィントン」という容量の多い油絵具のシリーズがあります。容量は200mlで習作・大作用のお手頃で高品質な油絵具。顔料含有率が高く、着色力が強く、他の高級絵具にも劣らぬ堅牢性を持っております。混色してもそれほど彩度を下げずに鮮やかな色を保ちます。

ヴァンゴッホの大容量油絵具

大容量かつリーズナブルな価格の、ヴァンゴッホ大容量油絵具シリーズ。顔料の含有率が高く、乾燥時間が全色均一に揃っています。

大容量アクリル絵具

マイメリの大容量アクリル絵具

マイメリの大容量アクリル絵具シリーズ「アクリリコ」。サイズは200mlと500mlの2サイズ展開で、カラーラインナップも豊富です。リーズナブルな価格でとても人気のシリーズです。

アムステルダムの大容量アクリル絵具

アムステルダムの大容量アクリル絵具。通常のよく使う色味から、メタリック色・パール色・蛍光色まで取り揃えており、お値段もお手頃な価格です。

ホルベインの大容量アクリル絵具

ホルベインが誇る技術力と絵具製造のノウハウを投入したホルベイン アクリリックカラーの330mlシリーズ。美しい光沢と透明感、力強い発色と堅牢性をそなえた高品質な絵具です。

広い面が塗れるスプレータイプ

リキテックス スプレー

発色の良い、アーティストのための本格派スプレー。有機溶剤のスプレーと違い、いやなにおいがほとんどなく、屋内でも使える安全性の高い製品です。

アムステルダム スプレーペイント

アムステルダムのアクリリックカラー スプレーペイント。筆跡もなく手軽に広い面積をムラなく塗れ、嫌なにおいも少ない扱いやすいスプレーです。

文化祭・短期屋外イベントにオススメの絵具

ホルベイン イージーペイント

短期間のイベントや共同作業で活躍する、水性合成樹脂絵具です。不透明で薄めずにそのまま使うことができ、様々な素材に描くことができます。

サクラクレパス ニューサクラカラー

アクリル系エマルジョンを配合しているため、水で溶いて使え、乾くと耐水性になります。接着力が強く、紙以外に木・布・石・金属・プラスチック・発砲スチロールと幅広く使えます。不透明で隠ぺい力が強く、乾くと美しいツヤ消し状に仕上がります。

ターナー イベントカラー

短期屋外イベントや共同制作にピッタリな大容量水溶性絵具。水で薄めずにそのまま描け、乾けば耐水性になります。ツヤ消しの美しい仕上がりで、紙・木・布・水性キャンバス・石・発泡スチロール・アクリルなど幅広くご使用いただけます。

ターナー ネオカラー

水で溶け、乾くと耐水性になりますので、屋外での作業でも安心です。優れた被覆力があり、色を重ねてもナキやニジミがありません。ムラがなく、美しいツヤ消しの仕上がりで、紙、木、布、水性キャンバス、モルタル、石、スレート、発泡スチロール、アクリルなど素材を選ばず描けます。

ターナー フラッグカラー

布にそのまま描ける、旗専用絵具。学校での学級旗制作に最適です。水で薄めずにそのまま描くことができ、のびがよく、ゴワつきの少ない仕上がりです。

ターナー 学級旗

ターナー フラッグカラー、イベントカラー専用の学級旗です。裏抜けが少ないしっかりした生地です。四隅にハトメがあり、縦長・横長どちらの構図でも描けます。運動会や文化祭などのイベント、学級旗づくりに最適です。サイズは大・小の2サイズ展開。

さいごに

大作制作、ワークショップ、学校行事、イベント設営、舞台美術など絵具が大量に必要なシーンはいくつかあります。「どのくらい耐久性のあるものを作るか」「長期的に保存する作品なのか、それとも一時的な作品なのか」といった点が絵具選びのポイントとなります。大容量絵具で大きな作品の制作にチャレンジしてみましょう!