冬の色彩4選 冬にぴったりなきらきら画材もご紹介!
凛とした冷たい空気に包まれ、各地では初雪が観測されるでしょう。
本特集では、代表的な冬の色を4つご紹介し、冬を描くのにぴったりな画材をご提案致します。普段何気なく見ている色の名前や背景を知ることで、制作がもっと楽しくなるでしょう。
※モニター環境によって見える色が異なることがございます。ご了承ください。
銀鼠(ぎんねず)
銀色のような、ほんのり青みがかった灰色です。冬の寒さを思わせるような冷たさをもっています。
江戸時代中期ごろの流行色で、派手な色の着物が禁止されている中でもおしゃれを楽しむための「四十八茶百鼠」に含まれる色です。
「銀鼠」色の画材
千歳緑(ちとせみどり、せんざいみどり)
針葉樹の葉のような深い緑です。
冬になっても葉の色が変わらないことから、不老不死や不変の象徴とされてきました。「千歳」とは千年という意味の言葉です。
「千歳緑」色の画材
白藍(しろあい)
冬の澄んだ空気を思わせる明るい青です。白藍はインディゴをアルカリ性で還元して得られる白色粉末です。
藍色には濃い色から、濃藍色、中藍色、浅藍色、白藍色と4段階あります。
「白藍」色の画材
朱色(しゅいろ)
朱肉のような、やや黄を帯びた赤色です。新年のお祝いで目にする機会も多いでしょう。
朱色には魔除けや厄除けの力があると信じられており、神社の鳥居や宮殿によく使われています。
縄文時代からあった最も古い色で、貝塚などから朱色をあしらった土器や土偶も見つかっているそうです。
「朱色」の画材
冬を彩るきらきら画材
キラキラのラメやパールカラーは、冬のイルミネーションや星空を連想させるかもしれません。
シュミンケ アクアブロンズ
クサカベ シャインパール固形水彩絵具
ファインテック プレミアムカラー