ぺんてるの筆洗器・油つぼ・その他の通販

ぺんてるの筆洗器・油つぼ・その他の商品一覧です。
世界堂では、制作用品・用具などを幅広くご用意しております。

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油絵具はなぜ高価格?

家庭用塗料や学童用水彩絵具と比較しても油絵具は平均的に高価です。なぜなのか?その理由のひとつは、高価な原料を高濃度で使う点にあります。これは発色を最良の状態に引き出す為です。また油絵具に使われている顔料は、学童用絵具に使われているものの数倍の値段がする高級顔料を使用している場合があります。よって顔料を混ざりものの少ない状態で作れば絵具も高価になります。もうひとつの理由は、油絵具の製造費です。ご存知のように油絵具はたくさんの色数があり、少量多品種の生産になってしまう為、一度に多く製造できる学童用絵具と違って、どうしても製造コストが高くなってしまうのです。

ホルベイン 腕鎮(ワンチン)とは

今回は油絵を描かれる方の中でも意外と知られていない道具、「腕鎮(ワンチン)」についてご紹介致します。腕鎮とは、キャンバスへ描く際に手を固定(安定)させる為に使う支え棒で、「マールスティック」と呼ばれることもあります。先端部分に柔らかい皮革・ゴムなどの緩衝材が付いており、キャンバスの縁や描いていない空白部分に置いて使用します。片方の手で腕鎮を持ち、描く側の手(腕)を腕鎮の柄の上に乗せることで手がブレることを防ぎ、細かい描写を可能にします。また、腕鎮を使うことで乾いていない画面でも手を汚さずに描くことが出来ます。乾くのが遅い油絵の制作において、緻密にモチーフを描き込んでいくには正に必需品と言えるでしょう。

ぺんてるについて

「ぺんてる」は筆職人の堀江利定により、1911年(明治44年)に創業された筆や墨・硯の卸問屋「堀江文海堂」が礎となります。その後、子息の幸夫が後を継ぎ、1946年(昭和21年)に現在の本社所在地に移転し、「大日本文具株式会社」を設立。1971年(昭和46年)に現在の社名に変更しました。子供二人の向き合ったデザインの「ぺんてるくれよん」は昭和30年に発売され、大ヒット商品となりました。ぺんてるという社名は、ペインティング、パステルを合わせたことが由来です。画材専門メーカーとして創業したことからつけられました。また、筆記具の総称のペン(Pen)と、「伝える・表現する」のテル(Tell)の意味も含み、ぺんてるの製品や事業内容を象徴する社名となっています。ぺんてるでは「表現」について、正確さを競い、描写力を誇示することではないと考えています。「表現」とは、その人が生まれ持った感性を発揮する事、その人が今想っていることを具現化する事、そして表現によってその人自身が磨かれていくプロセスを踏まえ、広く捉えるべきものです。 そんな想いを短い言葉に込め、「Discover the best」をコーポレートステートメントに掲げています。この言葉には商品を使う“お客様自身のベストを探求してほしい”という想いと、お客様が最高の表現を実現するために「最高の技術(Technology)」、「最高の品質(Quality)」、「最高の書き心地(Feeling)」を導き出していくぺんてるのものづくりに対する決意表明を込めています。

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