ロットリングのシャープペンシル・芯ホルダー・製図用シャープペンの通販

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シャープペンシルの歴史

繰り出し式シャープペンシルの原理は1822年イギリスで発明されました。「シャープペンシル」の語源は、1838年にアメリカのキーランという人物が「エバーシャープ」(「常に尖っている」という意味)という名前の筆記具を発表したのがはじまりとされています。ちなみに英語では、[芯を繰り出す機械仕掛けの鉛筆”という意味である「MECHANICAL PENCIL(メカニカル・ペンシル)」と呼ばれています。日本製のシャープペンシルが生まれたのは大正時代。1915年に現在の電機メーカー「シャープ」の前身である「早川金属工業」の早川徳次により考案され、「早川式繰出鉛筆」の名前で発売されました。しかし、当時は芯の太さが1ミリもあったことや、まだ高級品だったため一般には広まりませんでした。その後、1960年に国内メーカーが初めて「ノック式」のシャープペンシルを発売。当時は0.9ミリの芯が主流でしたが、1962年に芯の太さが0.5ミリのタイプが発売されるとシャープペンシルは人々の間で広く使われるようになっていきました。0.5ミリの芯は、画数の多い漢字を使う日本語を書くのにピッタリだったことから普及しました。その後も各メーカーによって、実用的で安価なシャープペンシルの開発が続けられ、1965年頃になるとキャラクターがデザインされたものなど、いろいろなシャープペンシルが登場。中高生を中心にどんどん人気を集めていきました。そして1980年代になると100円のシャープペンシルが大ヒットし、さらに多くの人に使われるようになりました。

日本工業規格(JIS)による芯の硬さ

芯の硬さは鉛筆と同様に、ヨーロッパや日本ではHやBなどで表記されます。また日本では日本工業規格 (JIS) で定められており、6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9Hに準拠していますが、メーカーによってはHBのラインナップを拡充し、Bに近いソフトHB、Fに近いハードHBといった硬さの商品を発売しています。

日本工業規格(JIS)によるの芯の長さ

シャープペンシルの芯は本体に合ったものを使用しなければならない為、芯の直径も日本工業規格 (JIS)では0.3mm(0.35mm)、0.5mm、0.7mm、0.9mm(1.0mm)、2.0mmが定義されています。その他には0.2mm、0.4mm、0.6mm、0.92mm、1.1mm、1.18mm、1.3mm、1.4mm等があります。日本では0.5mmが、アメリカでは0.5mmや0.7mmが一般的に使われます。

コクヨ 鉛筆シャープとは?

コクヨの「鉛筆 シャープ」は鉛筆のように滑らかに書くことの出来る新しいシャープペンシルです。その特徴は専用芯の太さにあり、0.7mm、0.9mm、1.3mmの3種があります。通常のシャープペンシルよりも太くて折れにくく、滑らかにさらさらと書けることからアイディア出しやメモ書きの他、スケッチなどにも向いています。1.3mm芯に至っては、マークシートの塗りつぶしやデッサン・クロッキーなどにも適した優れものです。また、ペン軸本体のカラーバリエーションも豊富で、場面に応じて使い分ける事が出来ます。ポップなカラーデザインの「フローズンカラー」「キャンディカラー」に加え、ビジネスシーンでも使いやすいシックなデザインの「スタンダードカラー」のラインナップが御座います。その他、しっかりと安定した書き心地の「Type S」もおすすめです。

ロットリングについて

ドイツ生まれの製図・筆記具ブランド「ロットリング」は、プロに選ばれる操作性とその精密性が世界的に高い信頼を得ています。今から80年程前の1928年、ドイツのハンブルクで商売をしていた後の創業者であるウェルヘルム・リープは、アメリカ旅行で立寄った産業博覧会で風変わりな1本のチューブラ(パイプ状の)ペンと出会います。帰国後その風変わりなペンをヒントにチューブラ万年筆を考案します。「ティンテンクリ」と名付けられたユニークな万年筆は瞬く間に評判になり、1931年に新たにリープ社を設立、翌年には世界34ヶ国に輸出するヒット商品となりました。その後、第2次世界大戦後のダメージにも負けず、焼失後に再建された工場は2代目のヘルムート・リープに委ねられ、改良・改善の歴史を経て1953年センセーショナルな製図ペンが誕生するに至ります。定規に当てて長い線をぶれずに引くことができる精巧なペン先の口金、一定量のインクが出続けるなど特徴は製図に適しており、瞬く間に世界中にヒットしました。「正確な線こそ美しい線」の情熱と信念の元、ウィルヘルム・リープの物作りにかけたコンセプトは次々に世に送り出す商品に継承されました。そして、トレードマークである「赤い輪」は信頼の印として世界中に定着し、今ではロットリング・ブランドは世界中に愛され、世界No.1の地位を確立しています。また、厳しい精度と機能に培われたロットリングの技術は、製図・デザイン分野だけにとどまりません。あらゆるフィールドで信頼されるブランドを目指し、製図・デザイン用品はもちろん、一般筆記具を含むオフィス用品等、様々な製品をワールドワイドなスケールで世に送り出しています。現在、他社製の製図ペンも「ロットリング」と呼ばれ製図ペンの普通名詞となっています。
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