ステンレス セフティ Xフック(額縁用吊り金具)|バネの力で脱落を防ぐ

額縁を壁に飾ると、気になるのは何かの拍子に落下してしまうことです。急な地震や、遊んでいる子どもがぶつかるなど、さまざまな要因で額縁の吊りヒモがフックから外れて、落ちてしまう可能性があります。とくに人の出入りの多い店舗などでは、展示してある額縁の落下による事故で、誰かがケガをしたら大変なことになります。

今回はそんな不安を解決してくれる、「揺れても額縁が落ちない」フックをご紹介します。

ステンレス セフティ Xフック

福井金属工芸の「ステンレス セフティ Xフック」は額縁の落下を防ぐセフティバネがついています。額縁をフックにかける際には、額縁の裏に取り付けた吊りヒモをフックにかけます。ステンレス セフティ Xフックは、セフティバネによって吊りヒモがフックからぬけることを防ぎます。かけはずしをする際には、セフティバネを指で奥に押しこんで吊りヒモを通す仕組みとなっています。額縁を簡単に外せない構造となっているので、盗難防止にも役立ちます。

大・中・小のサイズ展開

サイズは大・中・小の3サイズ展開。安全荷重はそれぞれ、「大=10kgまで」「中=7kgまで」「小=5kgまで」となっています。
※安全荷重はあくまでも目安ですので、壁の種類や状態などの条件によってことなります。

サイズの選び方

額縁の重量に少し余裕を持った安全荷重のフックを選びましょう。たとえば額縁が4~5kgであれば、フックは安全荷重が5kgのものではなく、7kgのものを選びましょう。

また、フックを複数個つけると耐えられる荷重が増し、より安定します。額縁が10kgを超す場合や、サイズが大きくてフックひとつでは安定しない場合は、複数個のフックを使用しましょう。

取付方法

フック上部のピンを通す穴に、付属の専用ピンを上ななめから打ち込んで壁に取りつけます。上に傾いた状態でピンが刺さることによって、下へ向かってにかかる力に対して強くなる仕組みです。打ち込む際はトンカチを使用します。

壁にフックをとりつけたら、額縁の吊りヒモをセフティバネを押しこみながら通します。

ステンレスと鉄の違い

ステンレス セフティ Xフックの材質はステンレスです。一般的に額縁用の吊り金具には鉄製のものとステンレス製のものがあります。鉄製のものはステンレス製のものに比べ安価ですが、安全荷重が低く錆びやすい傾向にあります。頑丈で錆びにくいフックをお求めの場合は、ステンレス製をおすすめします。

強度防錆性
ステンレス強い錆びにくい
弱い錆びやすい

どのような壁に取り付けられる?

取り付けれられる壁

ステンレス セフティ Xフックは、石こうボードの壁木壁に取り付けられます。近年、一般家庭の壁材には、おもに石こうボードが使用されています。

取り付けられない壁

ステンレス セフティ Xフックは、コンクリートの壁には使用できないので注意しましょう。コンクリートの壁はとても固く、ピンがささりません。

また、壁が薄く中が空洞になっている中空壁にも使用できません。中が空洞の場合は、ピンが刺さっても壁の中で動いてしまうので、フックが安定せず簡単に外れてしまいます。

「ステンレス セフティ Xフックの特徴」まとめ

  • セフティバネが落下を防ぐ
  • 盗難防止にも役立つ
  • 大・中・小の3サイズ展開
  • 下へ向かってかかる力に強い構造
  • 強度があり錆にも強いステンレス製
  • 石こうボードと木壁に対応

ほかにも豊富なバリエーション!

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