ホワイトワトソン 自然な白さが際立つ国産水彩紙
水彩画材の中でも、特に日本の作家から絶大な信頼を寄せられている「ホワイトワトソン」。
その特徴を活かした、紙・スケッチブック・ボードの3つの形態を徹底解説します。
ホワイトワトソンとは?
ホワイトワトソンは、ナチュラルな「ワトソン」の特性をそのままに、より純粋な白さを追求した高品質な水彩紙です。
- 優れた発色:白地が強いため、透明水彩の彩度を最大限に引き出し、明るく澄んだ画面を作ることができます。
- 保水性と吸水性:適度な保水力があり、美しい「にじみ」や「ぼかし」が表現しやすいのが特徴です。
- 表面の強さ:マスキングテープや消しゴムによる毛羽立ちが少なく、リフティング(色の拭き取り)も容易です。
お客様のニーズに応えて誕生
1960年にデビューし、多くのアーティストからの信頼を勝ち得た水彩紙「ワトソン」。
お客様のご要望にお応えして、爽やかな白色が美しい「ホワイトワトソン」が2002年にデビューいたしました。
今ではナチュラルワトソンと並び称されるほど、お客様からの絶大な支持を集めています。
清々しいホワイト色。明度差を活かした奥深い表現に最適
明度差の表現に最適な白色度を持ち、着彩と同時にコントラストを発しながら描いていくことができます。
白色度添加剤を用いず、自然水のみで仕上げてあります。
ほどよいザラつきのある中目の紙肌
絵具やチャコール、パステルののりが良く、特に水彩絵具の発色が良い紙です。
保水性が高く、ぼかし・にじみ・バックラン・リフティングなどの表現性に優れます。
また、コットンの弾力性で目潰れしにくく、パステルで油彩画のような仕上がりになるまで描き込むこともできます。
ラインナップと選び方
1.水彩紙(シート・ロール)
大きな作品や、自分好みのサイズにカットして使いたい場合に最適です。
- おすすめの用途:大型作品、変形サイズ、木製パネルへの水張り。
- 厚さの目安:一般的な190gや、より厚手で波打ちしにくい300g(超特厚口)があります。
- ポイント:ロールタイプは、パノラマのような長い構図にも対応可能です。
2. スケッチブック
携帯性に優れ、野外スケッチや日々の練習に最もポピュラーな形式です。
- スプリングブックタイプ:表紙を完全に裏返せるため、屋外での描画に適しています。
- パッドタイプ:天糊タイプでレポート用紙のように1枚づつ簡単に剥がせます。
- ブロックタイプ:四方が糊付けされていて、描いた後にペーパーナイフで1枚ずつ剥がすタイプ。描いている最中に紙が波打たず、水張りの手間が省けます。
3. イラストボード(おすすめ!)
水彩紙が最初から厚い芯材に貼り付けられているボード形式です。
- おすすめの用途:コンクール、展示会、商用イラストの原稿。
- メリット:大量の水を使っても紙が反らず、常にフラットな状態を保てます。
- 額装が容易:そのまま飾ることもでき、スキャン時にも影が出にくいです。
※裏面は別の洋紙が貼ってある片面タイプです。
ホワイトワトソンを使いこなすヒント
- 「白」を活かす:紙自体の白さが非常に美しいため、ハイライトを塗り残すことで、光の表現がより強調されます。
- 「にじみ」を操る:着色後、乾く前に綺麗な筆でなぞることで、滑らかなグラデーションが簡単に作れます。
水彩初心者からプロフェッショナルまで、表現の幅を広げてくれる「ホワイトワトソン」。
自分のスタイルに合った形を選んで、創作活動を楽しんでください。