ゴンドラパステル 日本を描くために生まれたパステル
ゴンドラパステルは、日本で初めて製造されたパステルであり、国内唯一のソフトパステル専門メーカーです。
1919年から100年以上、手作業で作られ続けているパステルは日本の光を描く画家達に愛されております。
ヨーロッパのパステルでは日本の風景が描けない。そんな画家の想いからゴンドラパステルは生まれました。
日本の風景を描く242色
パステルは他の絵の具などと異なり、混色が難しいという特徴があります。
そのため、描きたい色を自由に表現するためには多色のパステルが必要となるのです。
ゴンドラパステルでは、日本ならではの美しい色彩を十分に表現できるよう、242色のパステルを製造しております。

さまざまなタッチで描けて、持ち運びもしやすい短めサイズ

通常のパステルが7~8cm程度に対しゴンドラパステルは2cmほどで、紙を巻いていません。
短いサイズのパステルはさまざまなタッチを描くことができ、紙を巻かなくても一定の強度が保たれます。
また、戸外写生に適合しています。
通常の3分の1のサイズにすれば、同じ嵩と重さで3倍の色数を持ち歩くことができます。
そして、セット商品の外箱は、少しでも軽いようにと創業当初より桐箱(きりばこ)製です。(※京色パステルは紙箱です)

パステルの長さが短い分、単色では2本で1セットとなっております。
京色パステル
「京色パステル」は、第2回京都文化ベンチャーコンペティション最優秀賞・京都デザイン賞を受賞した特別なセットです。選び抜かれた京都の香り漂う18色のパステルには、それぞれ京都ならではの名前がつけられてます。
小箱の中から四季折々の京都を感じることができる商品となっております。
京都で出逢った場所を、まだ知らない京都を京色パステルでお愉しみください。お土産やギフトとしても人気の商品です。


・A-1 黒髪の艶(くろかみのえん)
小野小町、紫式部など平安女性の優雅で妖艶な美しさを幻想しました。
・A-2 銀向月台(ぎんこうげつだい)
銀閣寺の向月台。月の夜の静けさはどんな趣でしょうか 。
・A-3 平等院の藤波(びょうどういんのふじなみ)
風になびく藤をみて、昔の人も詠みました。「我が宿の池の藤波咲きにけり 山ほととぎすいつか来鳴かむ」 よみ人しらず 。
・B-1 古都の香(ことのか)
古都京都を吹く風の色は、ちょっとほろ苦いような気がします。
・B-2 大原のひだまり(おおはらのひだまり)
光をゆっくり浴びたいときは、大原へ。のんびりとあたたかさにつつまれて、ひととき憩いましょう。
・B-3 祇園囃子(ぎおんばやし)
京都の夏、祇園祭。山鉾の前掛や胴掛が音と熱気と一緒に揺れます。絢爛な祭のイメージです。
・C-1 松ヶ崎菜の花便り(まつがさきなのはなだより)
風に揺れる菜の花・・・松ヶ崎の風景は私の小学校時代の思い出です。
・C-2 渡月橋の朝靄 (とげつきょうのあさもや)
嵐山渡月橋。早朝、ベールをかぶった橋。そのむこうにはこんもりとした山がうっすらと透けています。
・C-3 音羽の清み空(おとわのすみぞら)
清水寺音羽の滝。清水の舞台から眺める澄みきった空は、私の気持ちを遠いところまで連れて行きます。
・D-1 嵯峨野竹林(さがのちくりん)
涼しさを絵にうつしけり嵯峨の竹(芭蕉)直線的なイメージと葉擦れの音が夏の涼を感じさせます。
・D-2 能の花(のうのはな)
大鼓の音、音との間。笛の響き・・・「風姿花伝」六百年前に書かれた心の動きをあらわす秘伝が、能楽堂には息づいているのですね。
・D-3 千年紫(せんねんむらさき)
貴族のみに許された禁色、その高貴な深みが似合うのは、やはり千年の都、京都かと思います。
・E-1 半木の花咲み(なからぎのはなえみ)
鴨川沿いに紅枝垂桜がつづく「半木の道」。はんなりとした麗らかな春は、ほほ笑む顔が似合います。
・E-2 保津川ソーダ(ほづがわソーダ)
トロッコから見る川の流れ、保津川下りのしぶき、山と岩と水とが織りなすのは「ソーダ!」
・E-3 光のどけき日(ひかりのどけきひ)
百人一首でも耳に馴染んだ「ひさかたの光のどけき春の日に・・・」春光の中にはらはらと花が散る音、残像が美しいこのうたをこの色に託しました。
・F-1 京町家の佇まい(きょうまちやのたたずまい)
伝統と歴史がかもし出す落ち着きが好きです。「昔ながら」という言葉を大事にしたい。
・F-2 早春落ち椿(そうしゅんおちつばき)
深緑の上で映える赤。法然院で地蔵院で、出逢ったぽとりと落ちた椿の花。潔くあえて「落ち椿」が美しいと言いたいのです。
・F-3 雨上がりの糺の森(あめあがりのただすのもり)
糺の森は下鴨神社の境内に広がる原生林です。「偽りを糺す」の森・・・深く静かなところです。
ゴンドラパステルで日本の風景を描こう!
日本の山や樹々が描ける、風土にあった色合い表現できる242色が揃ったゴンドラパステルで、日本の風景を描いてみましょう!