Renard-ルナール- 天然毛「シルバーフォックス」を主材に使用した水彩筆

老舗筆メーカー・名村大成堂から新商品が登場しました!
天然毛「シルバーフォックス毛」を使用した水彩筆「Renard(ルナール)」です。シルバーフォックス毛はリス毛のようなしっとりとした柔らかさを感じられながら、程よいコシの強さと復元力があります。
穂先がシャープな「Fine(ファイン)」と、オーソドックスなラウンドタイプの「Sketch(スケッチ)」の2形状を展開しています。
「Renard」はフランス語でキツネを意味します。

商品バリエーション

「Fine」と「sketch」の2形状展開されており、より用途に適した使い分けが可能です。同じ丸筆でも形状の違った2タイプの描き心地をぜひお試しください。

Fine(ファイン)

ルナール ファイン
水の含みが良く柔らかな穂先ですが、面相筆のような安定感のあるコントロールができます。
穂先を活かした線描きから腹を使っての面塗りまで幅広い表現が可能です。若干のナイロン毛も使用することで、柔らかさとコシの強さを両立しています。
0号、2号、4号、6号の展開です。

Sketch(スケッチ)

ルナール スケッチ
オーソドックスなラウンドタイプで柔らかな穂先を持ち、着彩や描画と幅広く活用できます。シルバーフォックス100%の筆です。
4号、8号の展開です。

ルナールのサステナブルな開発経緯

近年、服飾品用として人気を得ていたシルバーフォックス毛が過剰在庫となり、行き場を失っている現状があります。
原毛に乏しい日本の筆づくりの現場では昔から、海外では破棄されてしまうような短い毛や雑毛もいただいた命の一部として大切にしたいという考え方があり、技術と工夫によって書道筆などの素材として活用してきました。
そういった考えとシルバーフォックス毛の状況が合致し、最近になって書道筆や化粧筆にこの原毛を活用し始める動きが出てきました。
書道筆メーカーとして始まり和筆の製法を洋画筆づくりにも取り入れてきた名村大成堂は、シルバーフォックスを水彩筆として活用した商品を開発しました。それが「Renard(ルナール)」です。