ウチダの画用液・メディウム類の通販

ウチダの画用液・メディウム類の商品一覧です。
世界堂では、絵具・インク・メディウム類などを幅広くご用意しております。

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画用液の有害性・危険性と正しい取扱い方

画用液には有害性や危険性を知らせるアイコンが表示されているものがあります。有害性は健康に対する影響の程度、危険性は防火上の危険度の事になります。絵具の場合は直接的な毒性も低く体内に侵入する確率も低いので、それほど心配しなくても大丈夫です。しかし、画用液の場合は揮発性の有機溶剤が関わってくる為、蒸気を吸入することによる体内侵入があります。ベンゼンやトルエン、塗料用シンナーほど悪性ではありませんが、画用液に含まれる溶剤も有機溶剤ですから、濃厚な蒸気を長時間吸っていると眩暈や頭痛を引き起こす可能性があります。室内で画用液を使用する際には、換気にも気を付けましょう。画用液を幼児などが誤飲した場合の対処については、のどに指を差し込んだりして無理に吐かせてはいけません。吐いた溶剤が気管に逆流して、治りにくい化学性肺炎という症状を引き起こす恐れがあります。誤飲したら口をすすぐ程度にして慌てず病院に行ってください。画用液の中でも特に注意するものが[ストリッパー]です。他の画用液よりも毒性が格段に高いので、上記内容に沿って取扱いには十分注意してください。一方、危険性において画用液は消防法による第四類に相当します。つまり引火性液体です。その危険度は引火点によって決まるといってよいでしょう。引火点が低いほど常温で引火する危険度が増してきます。画用液の場合、比較的引火点が高く、灯油を扱うのと同じくらいの配慮が必要です。画用液で比較的引火点の低いのは、アルコールベースのフィキサチーフ類と可燃性ガスをつかったエアゾール類です。また乾性油は特殊な条件で自然発火する可能性があります。乾性油が酸素と反応するとき、わずかですが反応熱が出ます。通常は熱が自然に放散されて問題にはならないのですが、絵具を拭き取ったボロきれをぎゅうぎゅうにゴミ箱に詰め込んだ場合、発火の危険性が出ます。ボロきれについた油は空気と触れる表面積が大きいので熱の発生が早く、詰め込んだ事で熱が放散されずにこもってしまい、温度が上昇していきます。暑い夏に教室のゴミ箱で発火した例もありますから、画用液が付着したボロきれを捨てる時は、詰め込み過ぎない配慮が必要です。ポリ袋に水といっしょに捨てる方法が安全です。

クサカベ アトリエの洗剤 とは

クサカベ アトリエの洗剤は、油絵具・アクリル絵具・水彩絵具等を使用した後の片付け・お掃除専用の水性クリーナーです。例えば、筆・パレット・机等に付着した絵具から、洗面台等のお掃除に至るまで幅広くお使い頂けます。絵具で固まった筆も一晩付け置きすると綺麗に落とすことが出来る優れものです。また、水性クリーナーの為、洗浄後は水で洗い流すことで手早く掃除を終えることが出来ます。溶剤系クリーナー(ブラシクリーナー)のようなべたつきや引火性も無いので、安全で簡単に扱えます。アトリエの洗剤は3倍濃縮となっており、予め水で希釈してから使用します。1つで840ml分と沢山使えるので、とても経済的です。学校の美術部や絵画教室等でも人気なお掃除用品となっております。

内田洋行について

内田洋行は1910年(明治43年)中国大陸における満州鉄道の御用会社として、創業者・内田小太郎により創立された「翠苔号(すいたいごう)」が礎となっています。1914年(大正3年)に青島支店を設立以降、満州を中心として、最盛期には支店・出張所が20箇所を数えました。当初は、欧米から「L.Cスミス・タイプライター」「ベイツ自動番号器」等、著名な輸入品を取り扱いました。国内では、技術者必携とされた当時の先端的計算器「ヘンミ式計算尺」の国内総代理店となり、事業を拡大します。この展開により、“計算尺といえば内田洋行”と、国内で高い知名度を得ました。その一方、世界金融恐慌を契機に、1927年(昭和2年)、事務機器の輸入禁止措置による国産奨励が高まると、国産初の「トーホー自動番号器」、国産最高級「パイク高級鉛筆」「ミレー洋画材」等、本物志向の高級オリジナル商品を、独自にPR誌を発刊して展開しました。その後1941年(昭和16年)「内田洋行」(洋行は中国で「外国人の店」を意味する)と名称変更し、海外からの事務器械を輸入するなど事業を拡大しました。パイオニア精神を引き継いだ内田憲民(初代社長)は、1953年(昭和28年)、米国から持ち帰って製品化した「マジックインキ」、さらに当時製図器械で高度とされたドイツ式で開発した「ケントKD型製図器械」を次々に発表。さらに、1955年には、国産の手動計算機「タイヨー計算機」の販売を開始。業界初の実物展示会「ビジネスショウ」を考案する等、新たな事業開発に努めました。1989年(平成元年)、知の創造を実現するための調査・研究・啓蒙を目的とする企業内研究所「知的生産性研究所」を設置、設立当初から一貫して働き方を調査・研究しています。また、1998年(平成10年)には、教育現場における長年の事業活動や、行政機関、研究機関との連携で培った知見をもとに、次世代教育のグランドデザインを描く「内田洋行教育総合研究所」を設置しました。その後、ネットワークと空間の融合をコンセプトに、全社でユビキタス志向の情報空間構築を目指し、独自のノウハウで自在にICTを活用できる場として「ユビキタス協創広場CANVAS」2008年(平成19年)を開設し、その中で学校市場の知見から産官学協同研究をもとにアクティブ・ラーニングを実践する「フューチャークラスルーム」2010年(平成22年)を設置しました。また、強靭で柔軟な組織風土を生み出す働き方変革コンサルティング「ChangeWorking コンサルティング・サービス」を業界に先駆けて2010年(平成22年)よりスタートすると、2012年(平成24年)には、その仮説の実証を目的として新川第2オフィスで自社実践「チェンジ・ワーキング」プロジェクトを推進、これからの会議室プラットフォームの開発にも着手しました。「情報の価値化と知の協創をデザインする」企業へと事業転換をすすめています。

「マジックインキ」の歴史

油性マーカーの「マジックインキ」は寺西化学工業株式会社が製造を担い、「マジック」「マジックインキ」は内田洋行の登録商標となっています。開発のきっかけは、寺西化学工業株式会社初代社長・寺西長一(てらにしちょういち)と当時の株式会社内田洋行社長・内田憲民(うちだけんみん)との出会いからでした。戦後の混乱がまだ冷めやらぬ1951年(昭和26年)、 アメリカの進んだ産業界を視察し、戦後復興に役立てようという目的で「アメリカ産業視察団」の一行がアメリカに向け飛び立ちました。 その視察団に当時内田洋行の社長であった内田憲民が参加していました。 約3ヶ月にわたる視察の間に内田社長が買い求めた様々な商品の中に「スピードライ社」が発売しているフェルトペン先を使った新しいタイプの筆記具がありました。帰国後に開かれた見本市会場でこれを見つけた寺西化学工業社長寺西長一は、さっそく内田社長にこの新しいペンの研究開発をしたい旨申し出ました。 内田社長の話では、アメリカで新発売されヒットしている新しい筆記具という話でした。ところが、内田社長が持ち帰った「スピードライ社」の筆記具は、容器もキャップもバラバラに壊れてしまっており、 さらにペン先も中綿もカラカラに乾いてしまっている状態で、筆記はもとより、どういう仕組みの筆記具なのかさえ分からない状態になってしまっていました。 しかし残骸物と速乾・耐水性というお話から、容器中の中綿に含まれた油溶性インキが毛細管現象によりペン先から出るという構造のマーカーであろうと寺西社長は考えました。 早速インキ成分とマーカーの構造の研究を始めると共に早くも製造工場の建設にも取りかかりました。先ず、インキの主成分である油性溶剤に溶ける染料の研究から始まりました。自社で油溶性の染料を開発することとなり、数々の試行錯誤と必死に考え抜いた末、水溶性染料と樹脂を反応させることで溶剤に溶ける油溶性染料を何とか作ることができました。マジックインキにとって染料と共に大切なものは樹脂です。当時は現在のような合成樹脂が豊富にある時代ではありません。色んな樹脂の中から溶剤によく溶け、接着力の強い樹脂を選びました。 ペン先にするフェルトは、帽子屋さんに頼み山高帽のフェルトを使うことにしました。フェルトペン先は羊毛を絡ませたものを高温蒸気中で加熱圧縮して高密度に仕上げましたが、 そのままでは柔らかすぎてペン先としては好ましくないので、筆記に対して適度な硬さを持たせるよう樹脂加工を施しました。インキ吸収体には、スタンプ台で使用していた羊毛フェルトを使用することにしました。に溶剤に耐える容器・キャップの問題もありました。そのころのプラスチックといえば非常に限られており、ポリプロピレン・ナイロンはまだ発売されておらず、塩ビ・ポリエチレンが出始めた頃でした。 当時としてはインキの溶剤に耐え、溶剤の蒸発を防ぐにはガラス瓶とユリア樹脂が最適でした。こうして一つひとつ課題をクリアすることで、ようやく油性マーキングペンの完成にたどり着き、 マジックインキとして内田洋行と共に発売したのが1953年(昭和28年)4月のことでした。 このように共同で開発・販売したことから「マジックインキ」の商標登録は内田洋行になっています。

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