パイロットのアクリル絵具の通販

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アクリル絵具の特徴と欠点

アクリル絵具は1950年代に発明されて以来、長い歴史のある油絵具と共に今日の代表的な絵具の一つとなっています。アクリル絵具とは石油から合成されるアクリル樹脂を媒材として開発された絵具です。アクリル絵具の主な特徴として【水で溶く】【早く乾く】【ひび割れしない】などがあります。アクリル絵具は水で溶いてから描きますが、絵具が乾くと耐水性となります。また水で薄めていくと水彩絵具のような表現も可能です。またエアブラシなどにも用いられます。油絵具が酸素を吸収して結合するという化学的変化によって固化するのとは違い、アクリル絵具は水分が蒸発することで固化します。その為、絵具の乾燥に要する時間が少なく早く塗り重ねが出来るので、大きな画面を制作する場合やライブペイントなどに適しています。ただし乾燥が速く固着力が強いので、誤って意図しない所に付着させない様に注意が必要です。 アクリル絵具の媒材であるアクリル樹脂は可塑性のあるメディウムである為、柔軟性のある塗膜に富み、ひび割れがしにくい性質があります。厚塗りした画面であっても、キャンバスを木枠から外して巻いたり、折り曲げても、ひび割れることはありません。一方、アクリル絵具にも【絵具が痩せる】【色が沈む】【厳寒に弱い】などの欠点があります。上記にも記した通りアクリル絵具は水分を蒸発して乾くので、乾いた画面は描画している時より体積が減ってしまい痩せたように見えます。 この為、地塗りや下塗りの段階で厚みを作っておくなどの工夫が必要です。色が沈む原因としては、アクリル絵具は濡れている時の「濡れ色」と、乾いた後の「乾き色」に差があります。塗れている時には水分を含んで鮮やかに見えていた色でも、乾くと少し暗く沈んだ色合いになります。その差は色によって異なりますので、あらかじめそれぞれの色の変化を知っておく必要があります。またアクリル絵具は寒さに弱く4℃以下の低温になると造膜ができなくなり、接着力も弱くなるという性質があります。冬季には野外での使用は避けた方が良いでしょう。アトリエなどの室内でも、夜間になると暖房を消して4℃以下の低温になる環境では、使用する前に室温を20℃程度に温めてしばらく置いておくと元に戻ります。低温に弱いアクリル絵具は凍結すると変質する可能性がありますので、凍結を防ぐ為にアクリル絵具には凍結安定剤としてグリコールが混ぜられています。

アクリル絵具とは?

アクリル絵具とは、糊剤にアクリル樹脂を用いた絵具のことを指します。乾燥するスピードは水彩絵具と同じくらいの速さで、乾くと耐水性になります。絵具の層をしっかり重ねると、衝撃に強く耐久性のある画面を作ることができます。また、アクリル絵具には、盛り上がり方や、ツヤを調整するためのメディウムが豊富にあります。下地のマチエールや表面の質感をメディウムで変化させることによって、さまざまな表現が可能です。

アクリル絵具は何で薄めればいい?

アクリル絵具は水彩絵具と同じように水で薄めます。絵具に対して水の量を多くすればするほど、透明度が高くなります。絵具に水分量を多く含ませて描くと、まるで水彩画のような表現が可能です。アクリル絵具は少し粘度があるので、水で薄めずに描くと、不透明色の表現も可能です。不透明色での表現をする場合でも、筆に水を軽くなじませた状態で描くと、絵具の伸びがよくなります。水で薄める方法以外でも、メディウムを使用したり、インクタイプのアクリル絵具を使用することによってさまざまな表現が可能です。

話題商品 ホルベイン アクリリックカラー[イリデッセンス]とは?

ホルベイン アクリリックカラー[イリデッセンス]とは、偏光顔料を使用した新しいアクリル樹脂絵具です。美しい光沢感があり、見る角度によって色味が変化する特徴があります。カラーバリエーションはクロマシャイン6色とクロマパール4色の全10色で、30mlボトルと5mlチューブのタイプで展開されています。「クロマシャイン」とは、光の反射で虹色に煌めくアルミニウム顔料で、東洋アルミニウム株式会社の登録商標です。不透明性が高く、下地の色の影響を受けにくい特徴があります。一方「クロマパール」は透明性が高く、下地の色を生かしつつキラキラした効果を加えたい時に向いています。アクリル絵具なので絵を描く際にはもちろんのこと、ちょっとしたDIYのペイントなどにも多用途に活用出来ます。

アムステルダム アクリリックカラーについて

「アムステルダム」とは、ロイヤルターレンス社のアクリル絵具総合ブランドです。品質が高く価格はリーズナブルであることから、プロからアマチュアまで広く愛用されているアクリル絵具です。透明なチューブに絵具を装填した珍しいパッケージは、一目で実際の色味が分かるデザインでより制作が捗ります。また、アクリル絵具の中でも仕様用途に合わせた多様なラインナップを展開していることも特徴です。【■スタンダード】…大型作品の制作へ向けた大作用アクリル絵具です。アムステルダムシリーズの中で一番色展開が豊富で、多彩な表現が可能です。大作用といっても品質が劣ることはありません。【■エキスパート】…プロのニーズに応える為に開発された、ターレンス社最高の技術と情熱を詰め込んだアクリル絵具です。全色が高い耐光性を持ち、顔料濃度も高く非常に鮮やかな発色が特徴です。【■ガッシュ】…不透明タイプのアクリル絵具です。筆ムラが出にくく、ツヤの無いマットな仕上りになります。不透明の為、下地の色を覆い隠す隠ぺい力があります。【■スプレーペイント】…スプレータイプのアクリル絵具です。広い面積や立体作品等に均一に塗りたい時に便利です。塗布面積は2回で約2~2.5m2が可能。透明、半透明、半不透明、不透明と4段階の透明度があります。スプレー故に使用時は適度な換気が必要となりますが、水性で臭いがほぼ無い為、環境に配慮した制作が可能です。

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パイロットについて

1916年(大正5年)初の純国産14金ペン先の製造技術を開発した、東京高等商船学校教授の並木良輔が、同窓の和田正雄の協力を得て、1918年(大正7年)「株式会社並木製作所」を設立して創業。1938年(昭和13年)に「パイロット萬年筆株式会社」に、1989年(平成元年)に「株式会社パイロット」に社名を改称しています。船舶用語で「パイロット」は「水先案内人」を意味し、創業者の二人が商船学校の同窓だった事に由来しています。パイロットの筆記具事業は並木良輔による万年筆の開発から始まり、時代と共に新たな筆記具領域、ボールペン・シャープペンシル・マーキングペン等へと大きく展開していきました。あらゆる「書く」を支える為に、パイロットは筆記具のオールラウンダーであることを掲げています。1980年代以降、長い歴史の中で培われた技術力や開発力が、パイロット独自の新しい筆記具となって次々と発表されていきました。例えば、磁気による筆記システムパネルの開発や、ボールペンの黒・赤・シャープペンシルが1本になった世界初の多機能筆記具の発売等があげられます。また、1990年以降になると、さらに画期的な筆記具が続々と発表され、数多くのヒット商品が生まれました。筆記時の負担を軽減するボールペン「ドクターグリップ」、極細ボールペン「ハイテックC」、こすると消えるボールペン「フリクション」、水性顔料ノック式ゲルインキボールペン「ジュースアップ」等は現在に至るまで広く知られ、愛用者も多い商品です。近年ではシンプルで使いやすい万年筆「カクノ」が話題となり、万年筆・インクブーム再来のきっかけとなりました。後に待望されていた透明ボディも発売され、人気キャラクターとのコラボ商品も展開されるなど、その人気は留まるところを知りません。
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