三菱鉛筆の油彩筆(中・軟毛)の通販

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穂先の形と用途について

ここでは穂先の形と用途について紹介します。穂先の形によって描ける線や面が異なりますので、用途によって使い分けをしましょう。【フラット(平筆)】平筆の基本型で面塗りや線描に便利です。平らな面は塗り込み、エッジを利用して線描にも使用できます。【ブライト(平筆)】広い部分の塗りつぶしに適しています。穂丈が短いので力強いタッチを出しやすく、ゴツゴツした質感などを表現しやすい筆です。【フィルバート(平筆)】フラット型を使い込んだ形に最初から作ってあります。面塗りや描き込みに便利な筆です。【ショートフィルバート(平筆)】フィルバートの極薄短穂型。絵具離れが良く、柔らかいタッチを活かした描きこみができます。【ロングフィルバート(平筆)】フィルバートのロング型。先薄で絵具の上に絵具を重ねる描き方が出来ます。【ワイド(平筆)】幅広タイプのブラシの為、下塗りや大作用に適しています。【ダガー(平筆)】穂先がナイフのように丸みを帯びてカットされた筆です。穂丈が長いので、長いストロークでリズミカルな線が描けます【アングル(平筆)】斜めの穂先形状としなやかさで細かい線から曲線の色塗りまで自由に活用できます。また直線の多い描画に適しています。フラットな面で描画、エッジを利用して線引きをします。【ファン(平筆)】画面のぼかしや画用液だけをつけてグラッシュ画法に使います。【ラウンド(丸筆)】穂先の形状に方向性が無いので、いきいきとした描画ができます。線描、細部を描くのもストロークの強弱で太い線も細い線も表現できます。【スクリプト(丸筆)】穂先が長いので絵具の含みが良く、曲線の長い距離を描けます。仕上げサイン筆にも最適です。【ライナー(丸筆)】サインや細密画などデリケートな表現に適しています。【スポッター(丸筆)】細かな作業に適した、穂先が短く細い丸筆です。小さなストロークや細部の塗り込みに使用します。【コーム(くし型)】穂先がくしのように独特な形状をした画筆です。細かく平行な線をたくさん描くような表現に最適です。

おすすめの油彩筆

パリで創業した「ラファエル」はブラシというものが一産業として歴史的に認められた直後から、210年以上もの永きに亘り、ブラシだけを造り続けているメーカーです。その長い間に培われてきた高い技術と品質から、フランス文化庁の栄えある推薦を受けている世界最大のブラシ専門メーカーでもあります。今回はそんなラファエルの油彩筆を一つご紹介致します。【油彩筆862】は極寒地のロシアで生息している赤テンの毛のみを使用した、比較的軟らかめの毛質の油彩筆です。赤テン毛は筆用の毛において最高レベルとされるコリンスキーに近いコシ、含み、揃いの性質をもつことで知られています。且つコリンスキー毛と比較してお求めしやすい価格となっている為、愛用者の多い油彩筆の一つとなっています。主な使い方としては、コリンスキーの筆と同様に細密描写や仕上げ段階の上塗り等に効果的に活用出来ます。

三菱鉛筆について

三菱鉛筆株式会社の礎となった「眞崎鉛筆製造所」は創業者眞崎仁六により、1887年(明治20年)に内藤新宿(現:新宿区内藤町)にて創業されました。1878年(明治11年)にパリで行われた万博で初めて鉛筆を見た眞崎仁六は、その感動を元に様々な研究と努力を重ね、日本初の鉛筆工業生産に成功しました。その後も数々の失敗を重ね、試行錯誤を繰り返しながら、1901年(明治34年)に、「逓信省(現:郵政省)御用品」として採用されたのが「局用鉛筆」です。このときの感動を後世に残すべく、眞崎仁六は、記念の商標を登録するに至りました。「局用鉛筆」には一号、二号、三号という3種の硬度があり、これに合わせて眞崎家の家紋である「三鱗(みつうろこ)」を図案化し、「三菱」というマークを考案しました。この「三菱」マークと「三菱」という商標は、明治36年(1903年)に商標登録され、三菱財閥の商標登録に先立つこと10年になります。(三菱鉛筆は三菱財閥との資本関係はありません。)「三菱」マークは、創業者の誇りや伝統とともに、現在に受け継がれています。創業以来、三菱鉛筆は「最高の品質こそ最大のサービス」を社是として、常に品質向上と技術革新に努め、世界の筆記具市場をリードするメーカーとしての地位を築いてきました。60年以上のロングセラー商品「ユニ」などに代表される最高レベルの鉛筆、世界で圧倒的なシェアを持つ水性ボールペン「ユニボール」、幅広い年齢層、様々な用途に使用されているサインペンの定番「ポスカ」、なめらかな書き味の油性ボールペン「ジェットストリーム」、常に細く濃く書けるシャープペン「クルトガ」、世界で初めて工業用ダイヤモンドを配合したシャープ替芯「ユニ ナノダイヤ」、多様化したお客様のニーズに対応できる選べる筆記具「スタイルフィット」等々、技術の蓄積の中から生み出された数々の商品が、国内のみにとどまらず広く海外においても愛用され、支持され続けています。なお三菱財閥グループから買収を持ち掛けられたが断ったという逸話が残っています。

「ダーマトグラフ」について

一般名詞になっている「ダーマトグラフ」ですが、実は三菱鉛筆の登録商標です。語源はギリシャ語で、「dermato」は「皮膚」、「graph」は「書く、記録する」ということ意味を表しています。つまり「皮膚に書けるもの」という意味で、もともとは、皮膚に書く目的で開発され、医者が手術で切開する場所にマークするなどに使用されていたと思われます。現在発売している商品は、皮膚への筆記用ではありません。三菱鉛筆では、昭和30年から製造しています。最初は木軸で、色は赤・青・黒・黄の4色でした。昭和33年頃には、軸を削らなくても済むように紙巻になり、現在は12色発売しています。紙はもちろんのこと、ガラスや金属、フィルムにも書くことができます。
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