三菱鉛筆の水彩筆(自然毛)の通販

三菱鉛筆の水彩筆(自然毛)の商品一覧です。
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水彩画の歴史

水彩画の歴史は非常に古く、旧石器時代のヨーロッパで洞窟に描かれた絵にまでさかのぼるといわれています。少なくともエジプト王朝時代から写本彩色のために水彩は用いられ、特に中世ヨーロッパでも使用され続けました。中世の彩色写本は、もともと羊の皮や、子牛の皮などに卵白テンペラで描かれていましたが、次第に紙の上に展色剤(アラビアガム)で描かれるようになりました。子牛の皮では紙のようなにじみの効果は期待できず、技法的に現在の水彩とは異なるようです。芸術の手段として水彩画が用いられたのはルネサンス期からです。ドイツの画家アルブレヒト・デューラーは、植物・動物・風景の優れた水彩画を残していて、水彩画の最初期の代表的作家であると考えられています。しかし、水彩画は古い歴史がありながらバロック時代の油絵画家からはスケッチや模写あるいはデザイン画の道具として使用されるのが一般的でした。水彩画の歴史において、最も重要な歴史は植物画・生物画です。植物画はルネサンス期に人気が出て本や新聞の木版画、または羊皮紙や紙に描いたものにも彩色を施しました。植物画は初期から精巧に描ける水彩画の得意分野であり、現代でも対象をフルカラーで写生し明確に描ける事から、科学的な出版物や博物館の出版物のイラストによく使用されています。また水彩画は18世紀の英国でも広く普及し、貴族の子女、特に女性にとって教養の一つとなっていました。一方、水彩は鑑定家・測量士・軍人・技術者等から現場での地勢・防御施設・地形を記録する場合や公共の事業や依頼されたプロジェクトのイラストを作成する際の利便性により高く評価されていました。

おすすめの水彩筆

<名村大成堂> 【SK-Meteor[メテオ]】…この筆はシベリア産コリンスキーセーブル毛を使用しています。水の含みと弾力が申し分ない毛質で、メーカーである名村大成堂の品質の良さが込められた水彩筆の一つです。また、長鋒の穂先なので、長い線を描く際には勿論、水彩画には欠かせない細密な描写やサインを書く時などにも重宝されます。 / 【SK-Mercury[マーキュリー]】…この筆もメテオと同様に、シベリア産コリンスキーセーブルを使用した水彩筆です。毛先は細く、根本がふっくらとした造りとなっており、絵具の含みがとても良いことが特徴です。描く加減により太い線から細い線まで自由自在に描くことが出来、強弱が付けやすい筆となっています。1本あると便利で、水彩筆選びに迷っている方へおすすめの一品です。

三菱鉛筆について

三菱鉛筆株式会社の礎となった「眞崎鉛筆製造所」は創業者眞崎仁六により、1887年(明治20年)に内藤新宿(現:新宿区内藤町)にて創業されました。1878年(明治11年)にパリで行われた万博で初めて鉛筆を見た眞崎仁六は、その感動を元に様々な研究と努力を重ね、日本初の鉛筆工業生産に成功しました。その後も数々の失敗を重ね、試行錯誤を繰り返しながら、1901年(明治34年)に、「逓信省(現:郵政省)御用品」として採用されたのが「局用鉛筆」です。このときの感動を後世に残すべく、眞崎仁六は、記念の商標を登録するに至りました。「局用鉛筆」には一号、二号、三号という3種の硬度があり、これに合わせて眞崎家の家紋である「三鱗(みつうろこ)」を図案化し、「三菱」というマークを考案しました。この「三菱」マークと「三菱」という商標は、明治36年(1903年)に商標登録され、三菱財閥の商標登録に先立つこと10年になります。(三菱鉛筆は三菱財閥との資本関係はありません。)「三菱」マークは、創業者の誇りや伝統とともに、現在に受け継がれています。創業以来、三菱鉛筆は「最高の品質こそ最大のサービス」を社是として、常に品質向上と技術革新に努め、世界の筆記具市場をリードするメーカーとしての地位を築いてきました。60年以上のロングセラー商品「ユニ」などに代表される最高レベルの鉛筆、世界で圧倒的なシェアを持つ水性ボールペン「ユニボール」、幅広い年齢層、様々な用途に使用されているサインペンの定番「ポスカ」、なめらかな書き味の油性ボールペン「ジェットストリーム」、常に細く濃く書けるシャープペン「クルトガ」、世界で初めて工業用ダイヤモンドを配合したシャープ替芯「ユニ ナノダイヤ」、多様化したお客様のニーズに対応できる選べる筆記具「スタイルフィット」等々、技術の蓄積の中から生み出された数々の商品が、国内のみにとどまらず広く海外においても愛用され、支持され続けています。なお三菱財閥グループから買収を持ち掛けられたが断ったという逸話が残っています。

「ダーマトグラフ」について

一般名詞になっている「ダーマトグラフ」ですが、実は三菱鉛筆の登録商標です。語源はギリシャ語で、「dermato」は「皮膚」、「graph」は「書く、記録する」ということ意味を表しています。つまり「皮膚に書けるもの」という意味で、もともとは、皮膚に書く目的で開発され、医者が手術で切開する場所にマークするなどに使用されていたと思われます。現在発売している商品は、皮膚への筆記用ではありません。三菱鉛筆では、昭和30年から製造しています。最初は木軸で、色は赤・青・黒・黄の4色でした。昭和33年頃には、軸を削らなくても済むように紙巻になり、現在は12色発売しています。紙はもちろんのこと、ガラスや金属、フィルムにも書くことができます。

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