ベロスの画箱・画箱セットの通販

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油絵に使用するホワイトの種類と特徴

現在、油絵に使用されるホワイトの顔料の種類は、鉛白(シルバーホワイト)、酸化亜鉛(ジンクホワイト)、酸化チタン(チタニウムホワイト)です。日本画では胡粉のようなものも含まれますが、洋画では主にこの3種類が比較されます。鉛白は古くからある白色顔料で、どの時代においても重要視されてきたホワイトです。特に時間とともに形成される堅牢な塗膜は、他の白色顔料にはない特質です。画家がこの顔料に対して気を付ける健康上の注意としては、反復的に顔料を吸い込まないようにする程度の配慮で済みます。バーミリオンやカドミウム顔料のような含硫黄顔料との混色で黒ずむといわれますが、現代の精製度の高い顔料においては、その心配はありません。酸化亜鉛は冷たい印象のホワイトで隠蔽力が余りなく、混色の際に濁りが少ないので扱い易く、日本では人気があります。このホワイトの欠点は塗膜が弱いことです。乾燥過程で油と反応して、しばしば亀裂や剥落を引き起こします。このホワイトを下地に使う事は避けましょう。一方、酸化亜鉛は油が乾く際にできる有色物質を中和する働きがある為、白さを保つホワイトになります。酸化チタンはこれといった欠点を持たないホワイトで、工業的にはもっとも需要のある白色顔料です。絵具としては着色力と隠蔽力が大変大きく、混色するとやや濁りやすく、扱いにくい場合もあります。なお、パーマネントホワイトというのは酸化チタンに体質顔料を加えて、着色力と隠ぺい力を和らげたホワイトです。初心者用セットに組み込まれていて一般化するようになりましたが、黄化の程度はチタニウムホワイトよりやや強くなります。

ベロスについて

ベロス株式会社は主に金属文具の研究・開発・製造をする文具メーカーです。1937(昭和12)年の創業以来、創作文具を一筋に約80年以上の実績を誇ります。取扱商品は、画鋲・クリップ・ピン・マグネット類などオフィスや学校などの必需品を中心に各種機能を搭載し、カラーリングも豊富に展開しています。手動式鉛筆削り器においては、国内で初めて片刃の削り器を開発。一方、アメリカで一般発売されていたダルマピンを初めて国産化しました。現在では針部分をステンレス製に変更し錆びが壁に付くのを防ぎ、またそれをさらに進化させ、針部分をより細くし壁面の穴跡を目立たせないようにしたダルマピンも展開しています。また、高性能なマグネットを文具に取り入れ、ホワイトボード用製品群の開発やスチール家具に取り付けられるマグネットハンガー類も展開しています。使用する際にいかにストレスを軽減できるかを重視し、ベロスでは「少しだけ幸せになれる文房具」「心を豊かに持てる文房具」を常に心がけ製品開発に臨んでいます。
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