サンフォードの画箱・画箱セットの通販

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油絵に使用するホワイトの種類と特徴

現在、油絵に使用されるホワイトの顔料の種類は、鉛白(シルバーホワイト)、酸化亜鉛(ジンクホワイト)、酸化チタン(チタニウムホワイト)です。日本画では胡粉のようなものも含まれますが、洋画では主にこの3種類が比較されます。鉛白は古くからある白色顔料で、どの時代においても重要視されてきたホワイトです。特に時間とともに形成される堅牢な塗膜は、他の白色顔料にはない特質です。画家がこの顔料に対して気を付ける健康上の注意としては、反復的に顔料を吸い込まないようにする程度の配慮で済みます。バーミリオンやカドミウム顔料のような含硫黄顔料との混色で黒ずむといわれますが、現代の精製度の高い顔料においては、その心配はありません。酸化亜鉛は冷たい印象のホワイトで隠蔽力が余りなく、混色の際に濁りが少ないので扱い易く、日本では人気があります。このホワイトの欠点は塗膜が弱いことです。乾燥過程で油と反応して、しばしば亀裂や剥落を引き起こします。このホワイトを下地に使う事は避けましょう。一方、酸化亜鉛は油が乾く際にできる有色物質を中和する働きがある為、白さを保つホワイトになります。酸化チタンはこれといった欠点を持たないホワイトで、工業的にはもっとも需要のある白色顔料です。絵具としては着色力と隠蔽力が大変大きく、混色するとやや濁りやすく、扱いにくい場合もあります。なお、パーマネントホワイトというのは酸化チタンに体質顔料を加えて、着色力と隠ぺい力を和らげたホワイトです。初心者用セットに組み込まれていて一般化するようになりましたが、黄化の程度はチタニウムホワイトよりやや強くなります。

ベロール社について

ベロール(Berol)社は1856年にフランコニア人移民ダニエル・ベロルツハイマーによって設立された「イーグル鉛筆会社」が礎となっています。
ベロールの製品ラインには、アクリル、パステル、オイルパステル、インク、クレヨン、接着剤、鉛筆、色鉛筆、ペン、マーカー、アクセサリーなどが含まれていましたが、1995年にニューウェル・ブランズの一部門である「サンフォード合資会社」に買収され、2010年に最後の工場が閉鎖されました。


プリズマカラー・カリスマカラー・イーグルカラーの違い

当初ベロール社で製造されていた油性色鉛筆は、同一製品を国によって違う名称で販売していました。
英国では「カリスマカラー」、米国で「プリズマカラー」、そして日本では「イーグルカラー」です。
サンフォード社に買収された際、名称が「プリズマカラー」に統一され、しばらくの間日本でも「プリズマカラー」として販売されていました。
しかしながら「プリズマカラー」は製造が米英の工場からメキシコに移管された影響で、中身の芯は同一ながら土台となる木軸や外観が、非常に粗雑な仕上げとなってしまいました。
そこで日本では、「イーグルカラー」時代の高品質を維持する為、プリズマカラー用の色芯を使用し、日本国内の工場で製造を行なう様になりました。
デザインも、日本で販売されていた当時の「イーグルカラー」のイメージを踏襲して、現在の「カリスマカラー」となっています。
従って「カリスマカラー」は現在、日本国内でのみ販売されており(発売元ベステック)、海外では「プリズマカラー」のみの販売となっています。
輸入品の「プリズマカラー」が、「カリスマカラー」と同一品として販売されることが有りますが、実際には上記の差異がありますので、ご購入の際はご注意下さい。
ただし、残念ながら「カリスマカラー」は「プリズマカラー」全150色をカバーしておらず、全117色となっています。

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