サンフォードのパレット・ペーパーパレット・とき皿の通販

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油絵に使用するブラックの種類と特徴

黒にはアイボリーブラック、ランプブラック、ピーチブラック、マルスブラックがあります。アイボリーブラックはポピュラーな黒色絵具で、顔料は動物の骨を焼いて作られる事からボーンブラックと呼ばれます。元来は象牙を焼いていたのですが、現在は牛骨が使われます。温かみのある黒で、着色力、隠ぺい力は余りありません。単独の塗りは綺麗ですが、混色ではややにぶいグレートーンになります。乾燥が遅い、亀裂が入りやすい、カビの生えやすいなどの傾向があります。ランプブラックは昔、ランプから採取したススだったので、この名前があります。絵具メーカーによってその性質は若干異なりますが、おおむね着色力の強い黒です。アイボリーブラックよりも混色に適しています。ピーチブラックまたはバインブラックは元来、植物炭の黒だったのですが、現在では原料の供給と分散の困難なことから、一部の海外メーカーから販売されているだけです。マルスブラックは黒色の酸化鉄で、乾燥性の良い絵具となります。白との混色では物質感のあるグレーを作ります。この顔料は磁気テープによく使われました。

おすすめのペーパーパレット

ペーパーパレットとは、水や油を通さない紙を使用した使い捨て式の紙パレットです。使用後の洗浄や手入れは不要で、使用後はページを切り離して廃棄するだけ。油絵具・アクリル絵具・塗料等にも使うことが出来るので、手間のかかる後片付けの時間を大幅に短縮することが出来ます。各メーカーから多数の商品が展開されているので、自分の扱いやすいサイズから選ぶことが大切です。常にパレットを手に持って描く方は指穴が開いているもの、沢山混色をする方は面積が大きいものから選ぶのがおすすめです。また、水彩パレットのような使い方がしたい方には、表面に浅い仕切りのある【ミューズ】のパレットがおすすめです。その他、普段は木製パレットを使われている方でも、メディウムの調整をする際などに一つあると大変便利です。

ベロール社について

ベロール(Berol)社は1856年にフランコニア人移民ダニエル・ベロルツハイマーによって設立された「イーグル鉛筆会社」が礎となっています。
ベロールの製品ラインには、アクリル、パステル、オイルパステル、インク、クレヨン、接着剤、鉛筆、色鉛筆、ペン、マーカー、アクセサリーなどが含まれていましたが、1995年にニューウェル・ブランズの一部門である「サンフォード合資会社」に買収され、2010年に最後の工場が閉鎖されました。


プリズマカラー・カリスマカラー・イーグルカラーの違い

当初ベロール社で製造されていた油性色鉛筆は、同一製品を国によって違う名称で販売していました。
英国では「カリスマカラー」、米国で「プリズマカラー」、そして日本では「イーグルカラー」です。
サンフォード社に買収された際、名称が「プリズマカラー」に統一され、しばらくの間日本でも「プリズマカラー」として販売されていました。
しかしながら「プリズマカラー」は製造が米英の工場からメキシコに移管された影響で、中身の芯は同一ながら土台となる木軸や外観が、非常に粗雑な仕上げとなってしまいました。
そこで日本では、「イーグルカラー」時代の高品質を維持する為、プリズマカラー用の色芯を使用し、日本国内の工場で製造を行なう様になりました。
デザインも、日本で販売されていた当時の「イーグルカラー」のイメージを踏襲して、現在の「カリスマカラー」となっています。
従って「カリスマカラー」は現在、日本国内でのみ販売されており(発売元ベステック)、海外では「プリズマカラー」のみの販売となっています。
輸入品の「プリズマカラー」が、「カリスマカラー」と同一品として販売されることが有りますが、実際には上記の差異がありますので、ご購入の際はご注意下さい。
ただし、残念ながら「カリスマカラー」は「プリズマカラー」全150色をカバーしておらず、全117色となっています。
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