ボークスのモチーフの通販

  • 対象商品:0
大カテゴリー
小カテゴリー
メーカー・ブランド
価格

条件に一致する商品は見つかりませんでした。

石膏デッサンは何故難しいのか

モチーフのカテゴリーでは描画の対象となるモデル人形・石膏像を取扱いしております。石膏像は絵画や彫刻の基礎を学習するのに適しており、美術大学の入学試験においても重要視されています。石膏デッサンが試験に採用されるのは、受験生の純粋なデッサン力が測れるところに理由があります。静物画でよく用いられる果物やパンといったモチーフは多少の歪みや陰影の差異があっても、絵としての完成度さえ高ければ、些細な問題に留まります。しかし、石膏デッサンの場合そのような誤魔化しは一切利きません。デッサンの狂いが少しでも生じれば、それは画に顕著に表れ、見る者に違和感を与えます。また、人物の顔はそれぞれが複雑で繊細な造りをしている為、ズレや歪みが生じた途端、別人のような画になってしまいがちです。故に初心者が陥りやすいのが、描いた石膏が作者本人に何処となく似てしまうといった現象です。人間の顔はこういうものだという先入観と固定観念から、意識せずとも毎日見ている自分の顔へ近づいてしまうというわけです。その為、初心者の内は測り棒をこまめに使用し、顔のパーツごとの距離や面積を逐一チェックしながら描くことが勧められます。面倒な作業に感じられるかもしれませんが、測ることでその石膏像のポイントが正しく把握できるようになります。光の捉え方・陰影の描写も同様に正確さが求められますが、こちらは絵として「らしさ」を加えることも重要です。例えば、石膏像とモチーフ台の設置面にスッと濃い線を入れるだけでも重量感が増し、「置いてある感」を演出することが出来ます。これがいわゆるテクニックの部分です。しかし、これらは加減が難しく、やりすぎると途端に画面全体が嘘くさくなってしまいます。平たく言うと「正確さを演出する嘘を描く」必要があるというわけです。一見矛盾していますが、これが出来るのと出来ないのとでは明らかな違いが生まれます。石膏デッサンは表現ではなく、絵画における基礎であり、訓練です。「面・形・陰影を正しく捉え、描画する能力が備わっているか。」これを測りたい美術大学側にとって、石膏デッサンは最適な試験科目です。その為、ファイン・デザイン等の学科の違いに問わず、美大志望生の前に立ちはだかる最初の関門と言えるでしょう。

モチーフとは?

芸術分野における「モチーフ」とは、作品の中心となる思想及び構成を意味します。絵画においては、表現された作品のモデル及び元となった物がある場合に、その対象物本体をモチーフと指すことが一般的です。例えば、「リンゴをモチーフに描いた作品である」という伝え方になります。また、素描・デッサンをする際の対象物をそのままモチーフと呼称することもあります。この場における「モチーフを組む」という意味合いは、デッサン時における対象物の配置・角度といった「対象物そのもの構成を考える」ことに当たります。当ショップ(世界堂通販)では、モチーフ用の商品のお取り扱いが御座います。デッサンの際に是非ご活用ください。

ボークスについて

航空機のプラモデルを扱う模型小売店として創業。後にフィギュア・ドール製品を開発・発売し、メーカーとして規模を拡大しました。1998年(平成10年)より発売が開始された「スーパードルフィー」(樹脂製球体関節人形)は現在でもドール愛好家に人気を博し続けています。「スーパードルフィー」とはボークス・造形村が独自に企画開発した、従来の球体関節人形とは異なる「フィギュアの美しさと優れた関節構造」を備えた新しい人形です。独自の関節構造により、従来品よりもポージングの広がりを持たせることが可能になりました。また、世界で初めてカスタムが出来るお人形として新しいドールホビーの文化を育み、1999年(平成11年)よりドール関連の展示即売会としてドールズパーティーを定期的に開催しています。「ドールとフィギュアを組み合わせた斬新なデザイン」と「カスタムに適した専用の素材」で世界に類を見ない、全く新しいドール文化を生み出しました。(※弊社オンラインショップでは「モデル人形」のみお取り扱いしております。)
価格