マンガ・コミック用品 工程ごとのおすすめ商品!

近年のマンガ制作事情においては、デジタルツールが主要と言われています。
しかし、そんな中でも、味わい深い線や塗りが魅力的な「手描きマンガ」も根強く残っていることも事実です。
手作業によるインクで描かれた線の絶妙な滲みは、唯一無二のものでしょう。
そこで、今回はアナログでのマンガ制作の工程と、その工程ごとのおすすめ商品をご紹介していきます。

①プロット・ネーム

ネーム作例

まずは、おおまかな話の流れや舞台、キャラクターの設定を考えます。この工程を「プロット」といいます。沢山のアイディアの中から内容をまとめ、組み立てます。プロの漫画家はこの段階で編集者におおまかな構成を伝えて打ち合わせをします。
また、プロットが決まったらおおまかなコマ割りを決めて、絵やセリフを配置するラフスケッチを行います。この工程を「ネーム」と呼びます。
このような、はじめの準備段階で活躍するアイテムは、主にスケッチブックやシャープペンなどのスケッチ用品です。

マルマン クロッキー

マルマン クロッキーの紙は、一見して上質紙のように見えますが、鉛筆の線がよく乗るように、工夫して作られています。
マーカーなども使用できるので、アイディアスケッチとして幅広く描くことができます。紙の入数が100枚のタイプもあり、たくさん描きたい場合にも最適です。

ミューズ コミックアイデアブック

この商品は、ラフスケッチやアイディアノートとして使え、ネームを描くのにもおすすめです。
紙の入数はたっぷり200枚!使用されている紙は表面が滑らかなので、くっきりとした線を描くことができます。
鉛筆・色鉛筆・シャープペン・ボールペン・ミリペンにおすすめです。

ぺんてる オレンズネロ

芯が減るのに合わせて先端パイプがスライドする「オレンズシステム」により、芯が折れない仕組みとなっています。
ペン先を紙面から離す度に芯が出てくる「自動芯出し機構」を搭載しています。その為、ノックをせずに集中して描き続けることが可能です。

三菱鉛筆 クルトガ

芯先が回転し、描く度に均一に摩耗していく為、芯先を尖ったままでキープできます。
描いているうちに芯が平らになり線が太くなってしまう問題を解決することができます。

②下描き

下描き作例

プロットが決まり、ネームができたら、実際の作品制作に入ります。入稿用の原稿用紙にまずは下描きをしていきます。
原稿用紙以外の紙に下描きをし、トレース台を使って原稿用紙に本番を描くという方法もあります。
ここでは、原稿用紙やそのほか役立つアイテムをご紹介します。下描きにおすすめのシャープペンシルは「プロット・ネーム」の項目でご紹介したものと共通です。

デリーター 漫画原稿用紙

ペン先の引っ掛かりが少なく、インクも滲みにくいきめ細やかな「上質紙」を採用しています。
より美しい描画線にこだわる方におすすめです。タイプが豊富で、用途に合わせてお選び頂けます。

アートン スマートトレーサーPRO

高い輝度で十分な明るさがあり、約40000時間の長寿命LEDを搭載したトレース台です。
表面はフラットで溝や段差が無いため、スムーズに作業が行えます。付属の調光器を接続することで、お好みの明るさに調整できます。
A4・A3の2種類のサイズで展開しており、透明感のあるレッド、スタンダードなホワイト、シックなブラックの3色からお選び頂けます。

マービー コミック用ふきだしテンプレート

コミックを描くのに最適な吹き出し形状や楕円などの図形が満載のテンプレートです。
No.2は外形が雲形になっているので、スピード線や曲線に使えます。

三菱鉛筆 ユニ ナノダイヤ カラー芯 ミントブルー

水色のシャープ芯は、印刷時に映らないので、下描きに最適です。ナノダイヤ カラー芯は色付きの芯ですが、黒と同じように消しゴムで消すことができます。サイズは0.5㎜と0.7㎜の2種類です。

③ペン入れ

ペン入れ作例

下描きができたら、ペン入れに取り掛かります。ペン入れとは、いわゆる「清書」のことです。Gペン・さじペン・丸ペンなどを使い、インクで書いていきます。ただし、必ずしもつけペンで描く必要はなく、ミリペンや筆ペンを使う描き方もあります。

パイロット インク

漫画原稿の主線に使用される代表的なインクです。製図用はモノクロ原稿に、証券用は耐水性なのでカラー原稿におすすめです。

タチカワ つけペン

多くの漫画家に愛用されているタチカワおよび日光ブランドのつけペンです。
製造元の立川ピン製作所は、1935年よりペン先を作り続けている歴史あるメーカーです。

サクラ ピグマ

耐水・耐光性の高い水性顔料を使用したドローイングペンです。極細0.03㎜から極太3.0㎜、ブラシタイプ、とめ・はねの表現が美しくできるファインタイプなど、線幅は豊富です。ペン入れ作業でもよく使用され、愛用している漫画家も多くいます。
渇きも早く、けペンと違い、インクを付け足す作業が必要ないので、スピーディーに制作ができます。

シード コミケシ 下書き消し用2(EP-CK

角で細かいところ、面で広い範囲が消せます。マンガ制作の下描きを消すために設計された消しゴムです。軽い力ですばやく消せる特徴も持っています。

④ベタ塗り・トーン貼り

ベタ塗り作例

ペン入れが完了したら、べた塗りとトーン貼りの作業に入ります。
はみ出しや塗り残しがないように、慎重に進めていきます。

呉竹 ZIG Cartoonist筆ぺん

マンガ制作用の筆ペンです。髪の毛や背景のベタ、強弱のある輪郭線を描くのに最適です。
インクは水性顔料を使用しています。

呉竹 ZIG Cartoonist白筆ぺん

瞳や髪の毛のハイライトに使える白色の筆ペンです。隠ぺい性の高い水性顔料インクが使用されています。
穂先は極細と超極細の2種類です。

マクソン コミックペンNo.2 ベタ塗り用

ベタ塗りをするために作られたペンです。大き目の丸いペン先は、繊細なコントロールが可能で、かつ広い面を効率よく塗りつぶすことができます。

トーン貼り作例

デリーター スクリーントーン

デリーターのスクリーントーンは、多くの漫画家はもちろん、イラストレーター、アーティストに愛用されており、500種類以上ものタイプがあります。
豊富なバリエーションを複数枚重ねてオリジナルパターンを作ったり、ナイフで削ってハイライト部分を表現したりなど、様々な描写を作り出せます。

トンボ モノ砂消しゴム ES-512B

ボールペンで書いた文字や印刷された字を消すための消しゴムです。
実は、スクリーントーンを消したりボカしたりする用途にも使えます。スクリーントーンの微妙な濃淡の調整に役立つアイテムです。

さいごに

様々なマンガ用品を見てきましたが、アナログならではの個性豊かなアイテムの魅力は伝わったでしょうか?
長年マンガを描き続けている方はもちろん、マンガを描いてみよう、と挑戦を考えている方にも強くおすすめできる商品ばかりです!
ぜひとも、じっくり選んでみてください。